顔の印象を大きく左右する歯や口元の美しさは、その人自体の印象を左右するといっても過言ではない、重要なポイントです。
さらに、歯や口元にコンプレックスがあれば、人前で笑えない、人と会うことに消極的になってしまうなど、精神面にも悪影響を及ぼします。
このような背景から、近年では審美的な歯科治療を希望する方が年々増加しています。
そもそも「審美歯科治療」とは、歯の健康や噛み合わせといった機能面をクリアしたうえで、歯や歯茎の色、形、歯並びなど見た目の美しさに重点を置いた治療です。
特に歯や口元の美しさを見直すタイミングを迎えやすい20代~40代の方が審美的な歯科治療を希望される傾向があります。
ここでは20代~40代の方それぞれの治療の特徴についてご紹介いたします。
20代
20代の審美意識について
20代は何かを始めたり、美容に目覚める最適な時期。それは身体の成長が落ち着いてきたからです。
かつての歯医者は「悪くなった歯を治療しに行くところ」でしたが、現在ではダイエットをしたり、美容室やエステに通うのと同じ感覚で、自分磨きの一部として審美治療を利用する方が増えています。
近年では女性の方だけでなく男性のビジネスマンの方なども歯に対しての意識も強くなりご希望される患者さんが増えております。
人生の大事な場面を美しい歯で
20代といえば、大学の卒業式、就職先での入社式、ご自身や友人の結婚式など、さまざまなライフイベントがある時期です。
そこで得られる新たな出会いをよりよいものにするためにも、心身ともに万全で臨みたいものです。
白く輝く歯や美しい歯並びは周囲の人に好印象を与えます。
歯や口元のコンプレックスを解消し、思い切り素敵な笑顔で多くの出会いをつかみましょう。
幅広い職業の方がご来院されます。
就職、転職といったタイミングを迎える20代は、仕事内容を意識して審美歯科治療をスタートする方も多くいらっしゃいます。
特に人と会う仕事、人をおもてなしする仕事などでは、歯や口元の美しさがその人の印象を高め、仕事上でも大きなメリットになるようです。
30代~40代
30~40代の歯科事情
30~40代からスタートする審美的な治療は、美しさはもちろん健康面でのメンテナンス効果を期待するものが多くなります。
30代では仕事も落ち着き余裕ができるため、今まで気になっていたところを改善したいと、カウンセリングによくいらっしゃいます。銀歯を白くしたり、歯並びや咬み合わせを整えたり、自分に投資をされる方が多くいらっしゃいます。
また、歯周病の疾患率は40代が最も高いとされ、それに伴って歯茎が痩せたり口臭がしたりと、不健康からくる口元の美しさや清潔さが損なわれがちです。
そのため、健康を維持しつつ美しい口元を手に入れたいという40代からのニーズが増えています。
30~40代の審美意識について
30~40代といえば仕事をされている方は責任ある立場をまかされ、人前に出る機会も多くなります。
子育て中の方でも子供の入学式や卒業式、参観日などの学校行事、地域行事など多くのお付き合いが広がる時期です。
このような人との関わりをキッカケに、歯や口元の美しさを意識するタイミングが多いようです。
また、「子育てが一段落して自分のことに手をかけたくなった」、「そろそろ長年のコンプレックスを解消したい」といった、自己投資としての治療をスタートする層も増えています。